生命の橋

人生を180度転換したヒプノセラピストが綴る「わたし」

最悪は最善~ダンプ乗りからヒプノセラピストへ~

2020年3月20日 Amazonから初出版した私の自伝書。

あれから1年が経ちました。今の私が在るまでに本の続きを書いていこうと思います。また、本を購入されていない方の為に少しずつ本の内容をシェアしていきたいと思います。そして、本に書かれてある内容を改めて思い返しながら執筆中に省いた内容や、今感じることもお話できればと思います。

どうぞお付き合いください。

 

はじめに

複雑な家庭環境で育った私は、14歳で家を出ました。私がいると母の再婚相手が気にいらないらしく、酒を飲んでは家の中で鉈を振り回しては暴れ母が泣き叫んでいるのです。そんな事に耐えられなくなった母は私に「どこかへ行って」と何度も言いました。食べる事もままならず家に落ち着いていることもできず、夜の病院の待合室にある長椅子で座ったまま寝る事もありました。

仕事もしない酒は煽る、外では良い人ぶって気に入らない事があれば母に八つ当たり。窓ガラスは全て割られ、お金が無いので貰ってきた新聞紙を貼り冬は寒くてたまらない。住んでいるアパートの横の道は通学路なので学年問わずみんなが見ていくのです。

「貧乏」「乞食」と言われ恥ずかしくて仕方がありませんでした。

働きもしない借金だらけの甲斐性なし男を、母は何故結婚したのだろう・・・いつも泣きじゃくって裸足で逃げ回ってこんな男のどこがいいのか?男なんてくそくらえだ!!!そんな事を思いながら大人になった私はダンプ乗りになり、上から見下ろすことに優越感を抱いていたんです。

仕事とは裏腹に、プライベートは何もうまくいかずいつも同じ繰り返しをしていたように思います。そんな時、ヒプノセラピーに出会い私の人生を大きく変えた新たな道が開けていきました。

 

最悪は最善 ~ダンプ乗りからヒプノセラピストへ~ 

ここから第一章が始まります。